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内閣改造人事大詰め デニー氏封じに小渕氏「沖縄担当相」急浮上、進次郎氏起用も検討か (1/3ページ)

 安倍晋三首相(自民党総裁)は、2日の内閣改造・党役員人事に向けて大詰めの調整に入った。悲願の憲法改正や、来年夏の参院選を見据えた新布陣を敷くが、沖縄県知事選(9月30日投開票)で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を「阻止する」という前自由党衆院議員の玉城(たまき)デニー氏(58)が初当選したダメージは大きい。沖縄問題への対応を立て直すため、沖縄とは父、小渕恵三元首相時代から縁の深い小渕優子元経産相や、国民的人気の高い小泉進次郎筆頭副幹事長の「沖縄担当相」起用も検討されそうだ。

 「選挙結果を真摯(しんし)に受け止める。沖縄の振興、基地負担の軽減に努める」

 安倍晋三首相は1日朝、沖縄県知事選での推薦候補敗北について官邸で記者団にこう語った。

 選挙戦は事実上、翁長雄志知事の「弔い合戦」を掲げる玉城氏と、前宜野湾市長の佐喜真淳(さきま・あつし)氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=の一騎打ちだった。最終盤で、大型で非常に強い台風24号が沖縄に接近する混乱もあったが、県民の意思は示された。

 玉城氏は1日、沖縄市で記者団に「はなから(国と)対立や分断の立場を取るつもりはない」「協議の中で検討できるものがあれば、忌憚なく意見交換する」と語った。そのうえで、「県民の意識は、翁長氏が命を懸けてでも守ろうとした『辺野古に新基地を造らせない』との遺志を、継いでほしいということではないか」と言及し、辺野古移設を阻止する考えを重ねて示した。

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