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石破派外し決行…安倍首相、内閣改造「閣内不一致」避ける 石破氏VS麻生氏「舌戦」勃発 (1/2ページ)

 安倍晋三首相は10月に断行する内閣改造で、自民党総裁選を戦った石破茂元幹事長が率いる石破派からの閣僚起用を見送る意向を固めた。「閣内不一致」との批判を避けるため、安倍首相の憲法改正の考え方に同調することを重視する。また、総裁選での「石破氏善戦」の評価をめぐっては、麻生太郎副総理兼財務相と石破氏が応酬を繰り広げた。

 「石破氏も石破派も、閣僚起用は難しい」

 安倍首相は、憲法9条に自衛隊を明記する改正案に、石破氏が反対した経緯を踏まえ、周辺にこう話しているという。石破陣営が総裁選で、政策論争と並び、人格攻撃を仕掛けたことも影響しているとみられる。

 総裁選の最中、名前も挙げずに安倍首相を支持する国会議員から「圧力を受けた」と主張した石破派の斎藤健農水相も、交代する見通し。斎藤氏は21日の記者会見で「私は敗れた側の人間なので、コメントはない。すべて負け惜しみになる」と述べた。

 要職からの「石破派外し」をめぐり、石破氏は記者団に「同じ党の同志だ。『誰を支持した』を判断基準にするのは、明らかに間違っている。国家国民に誠実な姿勢ではない」と批判した。

 石破氏も「総裁選=権力闘争」と理解している。こうした「反安倍」的発言は、今後の政治闘争も見据えたものだ。

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