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台風21号上陸から10日…停電続いていた関西 2府2県、14日朝に約280軒までに減少

 北海道で6日に起きた地震では、一時ブラックアウト(全域停電)となったが、4日に台風21号が上陸した関西でも停電が続く地域が残っている。

 関西電力は「台風の影響で倒れた樹木が電線に接触したことや、飛来物による電線の断線、電柱の折損などが停電の原因と推定される」とした。

 13日午後の時点で大阪、京都、奈良、和歌山の2府2県で約2680軒が停電していた。14日朝の時点では約280軒にまで減少した。

 13日時点で1100軒以上が停電していたのが和歌山県有田川(ありだがわ)町。「冷蔵庫が使えず、食材の保存が困難な状況です。頻繁に買い物に出る必要があるんですが、車の運転ができない高齢者にとっては一回の買い物にも負担がかかっています」と13日の取材時に同町広報担当者は明かした。

 町では臨時のコミュニティーバスを運行して住民の移動を補助したり、近隣の温泉を無料開放、「比較的復旧の早かった役所に携帯電話の充電スペースを設けたり、電話回線が復旧した場所に順次電話を設置するなどして対応していますが、特に携帯電話では若者が頭を悩ませているようです」と同町担当者。

 同町の停電は14日朝の時点で約30軒まで減った。全面復旧までもう一息だ。

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