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死者16人…いまだ164万戸が停電 北海道震度7地震 

 北海道で最大震度7を観測した地震から丸1日たった7日、土砂崩れで家屋が倒壊した厚真町で懸命の救助活動が続いた。

 道内全域の停電(ブラックアウト)から過半が復旧したが、残る約146万戸は依然停電。断水も各地で続き、ダム決壊など2次災害の恐れも出ている。

 政府によると、16人が死亡し、安否不明は26人。道によると300人以上が負傷した。

 停電の完全復旧には1週間はかかるとみられ、多くの店舗が休業を強いられた。札幌市内の病院では、0歳女児の酸素吸入器が停電で止まり、重症に。携帯電話会社が設置した充電コーナーには長蛇の列ができた。

 停電で搾乳できない農場や生乳の冷却ができず廃棄している農場も出ており、水産物も冷凍できない被害が生じた。

 北海道では8日にかけて寒冷前線が通過し大雨になる見通し。今後最大震度7程度の地震が起こる可能性もあり、土砂災害に注意するよう呼び掛けている。

 山腹崩落で水路が埋まった厚真ダムが決壊する恐れもある。

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