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【室谷克実 新・悪韓論】「日隆韓沈」がくっきり…雇用悪化の暗影がスポーツにも外交にも アジア大会金メダル数敗北濃厚 (1/3ページ)

 何事につけても「日本との比較」が重要なのが韓国社会だ。だから、2018年ジャカルタ・アジア大会を見るメーンの視角が「日本との金メダル数の対決」となるのも当然だ。韓国人からすると、1位中国は不動として、2位争いは韓国が勝つはずだったのだが、いまのところ日本に勝てそうにない。

 韓国人としては、それだけで面白くない。そのうえ、日本の経済がますます順調なのに、韓国は「雇用危機」が進む。米中との関係も、日本は順調、韓国はコケ。あらゆる面で「日隆韓沈」の状況が目立つ昨今だ。

 1988年ソウル五輪の取材を思い出した。欧米の選手は負けても勝っても、よく泣いた。日本の選手は、勝っても負けても淡々としていた。

 遠い親戚(しんせき)に当たる水泳連盟の役員が、私を訪ねてきて怒りをぶちまけた。

 「記録が悪い選手をリレーに起用するなんて、どこの国にあることか。『出場の機会がなくて、かわいそうだから』という役員が多数派なのだから…。日本が負けるはずだ」

 日本は“普通の国”でなかったのだ。

 予選で敗退した格闘技の選手(大学生)に「これからの抱負」を尋ねた。「早く日本に戻って就職活動しなくちゃ」が、その答えだった。“沈んでいく日本”を実感した。それから2年数カ月でバブル経済が崩壊し、俗にいう「失われた20年」に突入した。

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