記事詳細

トランプ氏、進まぬ北の非核化に業煮やす?意味深発言も… 正恩氏と「再会談」か (1/2ページ)

 ドナルド・トランプ米大統領が、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との2度目の首脳会談開催に前向きな態度を示した。6月の首脳会談で正恩氏は「朝鮮半島の非核化」を約束しながら、具体的な行動は取っていない。米国内では北朝鮮への懐疑的な見方が強まっており、トランプ氏自身が業を煮やしている可能性もありそうだ。

 「そうなる可能性が高いだろうが、コメントしたくない」

 トランプ氏は20日、ロイター通信のインタビューで、正恩氏との再会談の兆しがあるのか問われて答えた。時期や場所について、詳しく述べることはなかった。

 米朝首脳会談が開かれた6月12日、正恩氏は共同声明で「朝鮮半島の完全な非核化に向け取り組む」と約束した。だが、その後北朝鮮は非核化に向けた具体的措置をまったく取っていない。そればかりか、米朝関係膠着の責任を米国に押しつけようとしている。7月にマイク・ポンペオ国務長官が訪朝した後、朝鮮中央通信は「CVID(完全かつ検証可能で不可逆的な非核化)だの、申告だの、検証だのと言って、一方的で強盗さながらの非核化要求だけを持ち出した」と批判した。

 今月18日付の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」も署名入りの論評で、「われわれとしては、朝米関係を早く改善するのが重要だが、より急務であるのは四分五裂し、めちゃくちゃになった米政治構図を正すことだと見なす」と指摘した。

関連ニュース