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“元気すぎる78歳”のナゼ 「スーパーじいちゃん」に「ドン・山根」から「ひふみん」まで (1/2ページ)

 「まるで裏と表の違い」。尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(71)が16日のブログでそう表現したのは、山口県で行方不明となった2歳男児を発見したボランティアの尾畠(おばた)春夫さん(78)と、世間をにぎわした日本ボクシング連盟の山根明前会長(78)だ。同年代のこの2人にとどまらず、幼少期に第二次世界大戦を経験した「焼け跡世代」の多くは、若者に負けない存在感を発揮している。なぜこんなに「元気すぎる」のか。

 尾畠さんは、山口県周防大島町で行方不明となっていた男児をわずか30分で発見した「スーパーじいちゃん」。65歳まで鮮魚店を営んだ後、ボランティア活動に明け暮れた経験から「子供は上に登りたがる習性がある」と考えて、県警など約150人態勢が敬遠した沢に1人入っていき、奇跡の発見を果たした。

 大分県日出町(ひじまち)から駆けつけた行動力と勇敢さは、ワイドショーが相次いで生中継でインタビューするなど大きな話題となったが、私利私欲の感じられない言動も感銘を呼んだ。

 一方、山根前会長は、自らを「カリスマ」と豪語し、メディアを巻き込んだ大仰なパフォーマンスが話題となったが、元暴力団組長との交友や助成金の流用疑惑で批判を浴びて連盟を追われた。ちなみにドンが電話の呼び出し音にするほど敬愛する映画「ゴッドファーザー」シリーズで知られる俳優のアル・パチーノも78歳だ。

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