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中国「北戴河会議」開始か 共産党内の思想統一が主要議題

 中国河北省の海辺の避暑地、北戴河で2日までに、指導者らの保養施設に続く道路が封鎖されるなど厳戒態勢が敷かれた。習近平指導部メンバーらが集まり、国政の重要事項を話し合う非公式の「北戴河会議」が始まった可能性がある。米国との貿易摩擦や金融不安など難題を抱えるなか、共産党内の思想統一が主要議題となるもようだ。

 会議は毎年夏、現役の幹部や、引退した古参の旧指導部メンバーが集まり意見交換する場と位置付けられる。ただ開催の有無を含め内容は一切公表されず、習国家主席が出席しているのかどうかも不明。地元住民は「7月下旬ごろから幹部が集まり始めた」と話した。

 ドナルド・トランプ米政権は中国からの輸入品に対する追加関税を検討するなど攻勢を強めている。だが習指導部は明確な対抗策を打ち出せておらず、対米政策を巡る意見調整も議題となりそうだ。(共同)