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【桂春蝶の蝶々発止。】LGBT「生産性ない」で炎上を俯瞰、未来の人間社会では? (1/2ページ)

 「宇宙、それは最後のフロンティア…」

 このナレーションで始まる米国のテレビシリーズを、みなさんは覚えていらっしゃいますか? 映画化もされて、再ブームが到来している「スタートレック」のオープニングです。

 このドラマの世界観はとても壮大です。地球からは貧困や戦争などが無くなっていて、見た目や個性に対する偏見・差別はまったく存在しない。ある意味、「理想的な世界」となっている未来の話です。貨幣経済もなくなり、人間は富や欲望ではなく、ただ、「人間性の向上」を目指して生きているのです。

 告白しますが、私は熱心なファン「トレッキー」でしてね(笑)。

 さて、AIの発展で、人間の価値観が大きく変わっていくであろう今日、実際の人間社会が「リアル・スタートレック」の世界へ向かい始めたと私は予測しています。

 人間の生産性とは何か? 今その価値観が急激に変わろうとしていることを、すべての人が認め、理解しなければならない時代に人類はたどり着いたのです。

 身を粉にして働くことへの疑問、いじめやハラスメントに我慢することへの反発、差別や偏見を許さない世のあり方…。こういった運動が活発になっているのは、人間社会が理想郷を生み出すための「陣痛」を感じている真っ最中なのだから。

 LGBT(性的少数者)への行政支援を「生産性がない」といった自民党の杉田水脈衆院議員の発言に、多くの批判が集まるのも、この流れの一部ですよ。

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