記事詳細

北がICBM開発継続 米紙報道

 米紙ワシントン・ポスト電子版は30日、北朝鮮が平壌(ピョンヤン)郊外の山陰洞(サヌムドン)にある施設で、液体燃料を使用した大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発を続けている形跡があると報じた。全米を射程に収める火星15が含まれているとみられる。米情報当局関係者の話としている。

 北朝鮮は金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が6月の米朝首脳会談で「朝鮮半島の完全な非核化」を約束したが、弾道ミサイル開発には言及していない。ポンペオ国務長官は7月25日の議会公聴会で、北朝鮮が核物質生産を継続していると証言、秘密のウラン濃縮施設の存在も指摘されている。

 同紙によると、山陰洞の施設では、車両の活発な移動など1~2基のICBMを開発している様子が衛星写真で確認された。新たな建物を建設したとの情報もある。

 米情報当局の分析では、北朝鮮は保有する核・ミサイルや施設について、米側に虚偽の申告をする計画を協議しており、一部の核弾頭を廃棄して非核化を実行したと主張することも検討しているという。(共同)

関連ニュース