記事詳細

金正恩氏「堕落した外人モデル写真」摘発の証拠 (1/2ページ)

 北朝鮮当局は、金正恩党委員長が昨年12月に行われた朝鮮労働党第5回党細胞委員長大会での演説で、「非社会主義的現象を根絶やしにせよ」と指示したことを受け、大々的な風紀取り締まりを行ってきた。

 本欄でもすでに紹介したが、デイリーNKは4月27日の南北首脳会談の直前に、両江道で幹部を集めて行われた政治講演会の内容を入手した。講演会では、非社会主義と反社会主義の行為を事細かく分類し、網タイツ、花柄のストッキング、アルファベットのプリントされたTシャツの着用などといった「社会主義気風を乱す退廃的な服装」から、「色情的な踊り」(K-POP風のダンス)に至るまで、違反した者は重罰に処する方針が示されていた。

 (参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…

 その後、デイリーNKジャパンのカン・ナレ記者は、この講演と同様の内容の記録映画があることを突き止めた。そして最近、それをコピーしたと思しき動画を、韓国の市民団体が入手して公開していたことがわかった。残念ながら画質がやや荒く、ナレーションと字幕も朝鮮語だけなのだが、音声はハッキリ聞こえるので、内容は把握できる。

 映像には主に、「ハデな服装」で平壌の通りを歩く人々の姿が収められている。「ハデ」とは言っても、日本でなら完全に地味な部類で、Tシャツにプリントが入っている程度だ。

デイリーNKジャパン

関連ニュース