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ポンペオ国務長官「北は核分裂性物質を生産」 米朝、再び緊張関係に転じるか (1/2ページ)

 ドナルド・トランプ米政権の我慢が限界に達しつつある。北朝鮮との「非核化」交渉に進展がみられないなか、マイク・ポンペオ国務長官は、北朝鮮が「核分裂性物質の生産」を続けているとの認識を示したのだ。共和党の重鎮、リンゼー・グラム上院議員も、トランプ大統領が北朝鮮にだまされないよう警告した。米朝関係は再び緊張関係に転じるのか。

 「北朝鮮は核分裂性物質の生産を続けている」

 ポンペオ氏は25日、上院外交委員会の公聴会で、こう発言した。

 そのうえで、北朝鮮との非核化協議を「際限なく長引かせない」とし、2021年1月までのトランプ氏の1期目任期内に非核化を達成したい考えを強調した。

 米国内では6月の米朝首脳会談後、北朝鮮が具体的行動に踏み出さないことへの懸念が浮上している。今回の核分裂性物質の生産続行は、米朝首脳会談での非核化宣言を裏切る背信行為だ。

 米議会にも、北朝鮮への拭いがたい不信感がある。

 トランプ氏の側近とされるグラム上院議員は22日、米CBSテレビのインタビューで、北朝鮮の「引き延ばし戦術」を批判し、次のようにトランプ氏に直接呼びかけた。

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