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北朝鮮で「少女搾取」がまた始まった…金正恩外交の副作用 (1/3ページ)

 北朝鮮の金正恩党委員長は、今年だけですでに3回も訪中。習近平国家主席と会談を繰り返し、中国との関係を大幅に改善させた。

 そのことが、「北朝鮮の児童に対する労働搾取という副作用を生んでいる」と、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。中国企業との取引が増えるに従い、

 北朝鮮の外貨稼ぎ会社が10代の児童を低賃金で雇っているためだ。

 (参考記事:北朝鮮企業が少女たちの「やわらかい皮膚」に目をつけた理由

■売春で破滅

 平版北道(ピョンアンブクト)の情報筋がRFAに語ったところでは、中国企業から発注が増えているのは、衣類や造花、カツラ、ツケマツゲの委託加工だ。

 「外貨稼ぎ会社は衣類の生地をはじめ、造花やツケマツゲの材料を中国の丹東から仕入れている。生地は国営のアパレル工場に納入されるが、造花やツケマツゲの材料は学校が密集する地域に運ばれる。10代の学生たちを労働力としているためだ。とくにツケマツゲの加工は、手先の器用な若い女性が適任なのだが、20代の女性たちはより高給の工場労働者となることを選ぶ。そのため外貨稼ぎ会社は、ほかに働き口のない10代の少女たちを主に雇用しており、彼女らには成人の半分しか賃金が支払われない」(情報筋)

デイリーNKジャパン

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