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小泉元首相、小沢一郎氏と「反原発」タッグ かつての天敵と「反安倍政権」アピールか (1/2ページ)

 小泉純一郎元首相が15日、かつての天敵・自由党の小沢一郎代表の政治塾で講演する。各地で訴える「脱原発」論や、安倍晋三政権への批判を展開するとみられる。来夏に参院選を控え、小泉氏を広告塔にした「反原発」を軸に野党勢力を結集し、政権を揺さぶろうとする小沢氏の思惑も、背景にありそうだ。

 小沢氏と小泉氏は、政界の師・田中角栄、福田赳夫両元首相による「角福戦争」を引き継ぐかたちで、政争を繰り広げた。だが、2011年の東京電力福島第1原発事故を機に「脱原発」へ転向し、意気投合した。

 小泉氏は、各地の講演などで「原発推進派がいう『安全』『低コスト』『クリーン』は、全部ウソ」「核のゴミは危険。10万年は保管しなきゃいけない。自然エネルギーの方が安全で、日本は原発ゼロでもやっていける」と主張している。

 「週刊朝日」(4月27日号)誌上のインタビューでは、次のように安倍政権批判を強めた。

 「原発再稼働を推進する安倍首相が交代しないと原発ゼロに舵は切れない」「来年の参院選で野党がまとまって原発ゼロを争点にしたらまずい。自民党も安穏としていられなくなる」

 小沢氏側は当然、こうした発言を期待しているだろうが、日本経済を考えたとき、「脱原発」に切り替えるべきなのか。

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