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カトリーヌ・ドヌーヴ氏、世界文化賞受賞に感激「東京で過ごす日々を心待ちにしたい」

 世界の優れた芸術家を顕彰する「高松宮殿下記念世界文化賞」(主催・公益財団法人日本美術協会=総裁・常陸宮殿下)の第30回受賞者が決まり11日、ロンドン、パリ、東京など世界6都市で発表された。

 今回の受賞者は、絵画部門=ピエール・アレシンスキー(90)〈ベルギー/フランス〉▽彫刻部門=中谷芙二子(85)〈日本〉▽建築部門=クリスチャン・ド・ポルザンパルク(74)〈フランス〉▽音楽部門=リッカルド・ムーティ(76)〈イタリア〉▽演劇・映像部門=カトリーヌ・ドヌーヴ(74)〈フランス〉-の5部門5氏。賞金は各1500万円。

 パリ在住のドヌーヴ氏は、受賞を受け「うれしいし光栄。これを機に東京で過ごす日々を心待ちにしたい」とコメントした。

 1943年10月22日、パリ生まれ。常に癖のある役に挑戦。微妙な感情表現が高く評価された。19歳だった63年、仏映画監督、ロジェ・ヴァディム氏(故人)との間に長男を出産し、未婚の母として話題に。同時期に主演したのが翌64年公開の「シェルブールの雨傘」だった。同作は第17回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞した。

 イタリア人俳優、マルチェロ・マストロヤンニ氏(故人)との間には長女を出産したが、彼とも結婚せず、一時期、英写真家、デビッド・ベイリー氏(80)と結婚したが離婚。しかし、仕事は順調で67年の「昼顔」も代表作だ。

 出演作は100本以上。「監督との出会いを大切に、旺盛な好奇心でここまできた。退屈になったら辞めるけど、そのときはまだ来ていない」と語る。