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三女VS四女…麻原元死刑囚の四女「声明文」の思惑 三女は母らと手を組み、遺骨引き渡し要求 (2/3ページ)

 江川氏は2007年4月に四女の未成年後見人となったが、同年9月には辞任を申し出た。四女との関係について「私のところから逃げ出して以降、一度だけ彼女の用事で連絡があったほかは一切接触がない。当時も私に言うことと私の知らないところでの行動に齟齬があったので、いま彼女が表で言っていることと内心が一致しているのかどうかについてもよく分からないのが本当のところだ」と話す。

 宗教学者の島田裕巳氏は「法務省は、実質“縁切り状態”の四女が引き受け人に選ばれても手元に遺骨を置くことはないと推測し、遺骨を妻や三女から遠ざけた可能性もあり得る」と指摘する。

 三女も9日にブログを更新。「遺体の引き取りについては執行後に電話でその事実の報告を受けた、父の配偶者である母が意向を示すことができるはず」として法務省の決定に疑問を呈した。

 ブログでは「父を宗教的・政治的に利用することは家族として決してできないし、万が一その動きがあったとしても家族が決して利用させないことを約束する」「オウム真理教から派生したいかなる団体とも関係しておらず、解散をしてもらいたいと考えている」とも強調している。

 三女らの動向について前出の江川氏は、「表向きアレフの信者には遺骨を手にする権利がない。対立していた妻と三女が『敵の敵は味方』のような感じで手を結んでいる。遺骨の引き渡しを求めて家庭裁判所に申し立てをするとか、国を相手取って『四女にというなら証拠を見せろ』と裁判を起こすことも考えられるので、法的にはもめるだろう」とみる。

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