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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「汗」》迷宮のような成田空港

 先日、成田空港で取材した際、空港内部の迷宮のような構造に驚いた。

 今年1月に横浜市などの成人式で、振り袖が届かず式に参加できなかった女性が相次いだ「はれのひ問題」。詐欺容疑で同社の篠崎洋一郎容疑者が先月、逮捕された。逮捕当日、滞在先の米国から日本へ帰国するというので、到着した容疑者を撮影しに成田空港第1ターミナルへ向かった。

 ところが、成田での取材経験がほとんどなかった私にとって、空港内での移動は撮影よりも難しいものだった。取材する場所は2カ所。1つ目は容疑者が飛行機を降りた到着ゲートでの撮影。2つ目は神奈川県警による任意同行のため、空港の地下駐車場で県警の車両に乗り込むところ。到着ゲートでの撮影後、容疑者が車に乗り込む前に、素早く地下駐車場に移動しなければならない。

 到着ゲートと地下駐車場は離れている。到着ゲートは保安検査場の先なので、パスポート上では国外となるところ。「制限エリア」と呼ばれることもある。国際線南ウイング4階の51番ゲート。そこまでたどり着くのも一苦労なのだが、51番ゲートから地下駐車場がまた遠い。金属探知機などを経て地下1階に降り、そのあいだに南ウイングから中央ビルへと移動する。取材時間に余裕を持って早めに空港に着いたので、そのルートを何度も行き来して覚えた。

 特に地下駐車場は同じようなドアがたくさんあり、ルートの練習中にどのドアを入るかわからなくなったこともあった。

 移動の練習の甲斐あってか(?)、本番の取材時にはスムーズに地下駐車場へたどり着くことができ、時間に余裕を持って取材できた。

 1月の記者会見から約5カ月ぶりに現れた容疑者はマスク姿。容疑者の様子よりも、ダンジョン(入り組んだ地下施設、地下牢)のような成田空港を行き来したことの方が印象的だった。(M)

 【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。7月のお題は「汗」です。