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金正恩氏の「美少女調達」システムに北朝鮮国民が怒り (1/2ページ)

 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は30日、金正恩党委員長が中国との国境に面した平安北道(ピョンアンブクト)の薪島郡(シンドグン)を視察したと伝えた。同郡には、2011年に「経済地帯(特区)」に指定された鴨緑江(アムロッカン)河口の中州・黄金坪(ファングムピョン)も含まれる。黄金坪は中国との共同開発計画があるが、主導していた張成沢(チャン・ソンテク)元党行政部長が処刑されて以降、中断している。

 張成沢氏の処刑は、北朝鮮の政治経済に様々な影響を与えた。多くの人々が「一味」と見られて粛清され、その中には北朝鮮きっての「イケメン」と言われた元俳優や、同氏と愛人関係にあった元スター女優のキム・ヘギョンもいた。そうして消し去られた人の数は1万人とも言われ、北朝鮮社会が負った人材面でのダメージは小さくなかったはずだ。

 (参考記事:【写真】女優 キム・ヘギョン--その非業の生涯

 しかしそれ以上に深刻なのが、北朝鮮国民の胸の内に芽生えた疑いと怒りだ。韓国に亡命した太永浩(テ・ヨンホ)元駐英北朝鮮公使が近著『3階書記室の暗号 太永浩の証言』(原題)で明かしているところによれば、北朝鮮国民は張成沢氏の愛人関係が明るみに出るに従い、権力層の腐敗堕落ぶりを知ることになった。日本では、故金正日総書記が愛した「喜び組」の存在はよく知られた話だが、北朝鮮の庶民は、そういったことをまったく知らない。

 (参考記事:【動画アリ】ビキニを着て踊る喜び組、庶民は想像もできません

デイリーNKジャパン

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