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韓国と北朝鮮、鉄道連結問題で議論か 制裁緩和されれば早期に着手したい文政権

 韓国と北朝鮮は26日、南北の鉄道連結問題を扱う分科会議を軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」で開いた。国際社会の北朝鮮制裁が続く中、本格的な事業着手は難しい現状を確認した上で、将来的な事業実現に向けた調査・研究について話し合ったもようだ。

 南北首脳は4月に発表した板門店宣言で、日本海側の東海線とソウル北方の京義線の鉄道、道路の連結や補修を進めることで合意。会議で北朝鮮首席代表のキム・ユンヒョク鉄道省次官は、鉄道は経済発展に不可欠なインフラだとして南北協力への期待感を示した。

 交通・物流網の連結は、南北の「共存共栄」を図るとする文在寅韓国大統領の「朝鮮半島新経済地図」構想の基盤とも位置付けられ、韓国側も制裁が緩和されれば早期に着手したい立場だ。韓国首席代表の金正烈・国土交通省第2次官は会議の冒頭、「良い成果がありそうだ」と述べた。

 道路の連結などを巡る分科会議は28日に板門店の北朝鮮側施設「統一閣」で開かれる。(共同)