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【勝負師たちの系譜】勝つのは“貫禄”か“勢い”か… 「羽生棋聖vs豊島八段」は棋界最強対決 (1/2ページ)

★ヒューリック杯棋聖戦(1)

 羽生善治棋聖に豊島将之八段が挑戦する、第89期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負が6月6日、兵庫県洲本市の「ホテルニューアワジ」から始まった。ここで棋聖戦がスタートするのは、7年連続だ。

 また今期から、大手不動産会社のヒューリックが棋聖戦の冠となった。女流棋戦には冠棋戦が多くあるが、男性のタイトル戦では初めてである。

 今回の棋聖戦は、今まで以上に注目されることとなった。というのも、羽生は現在までのタイトル獲得数が99期。どの棋戦で記念の100期目となるかが期待されているからだ。

 しかも4月初めから先行して始まった名人戦(羽生が挑戦者)で、佐藤天彦名人に2勝3敗と追い込まれ、名人奪取を果たせないと棋聖戦。これも敗れると秋の竜王戦の防衛戦と、どこになるかがわからない状況となっている。

 七冠制覇(25歳)、永世七冠(47歳)に輝いた羽生も、すでに47歳。一つタイトルを積み重ねることが、大変な年齢になっているのは確かだと思う。

 この対戦はある意味、棋界最強の2人の対決と言ってよい。羽生は8つあるタイトルのうち、ただ1人、竜王と合わせ複数のタイトル保持者。対する豊島は全棋士中、レーティング1位の棋士だからである。

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