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正恩外交のカギ握る“3人の女” 「唯一、心を許す」妹・金与正氏、トランプ氏激怒させた外交官・崔善姫氏、統一戦線部策略室長・金聖恵氏 (1/2ページ)

 史上初の米朝首脳会談が12日、シンガポール南部セントーサ島のカペラホテルで開かれた。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長はさすがに緊張を隠せなかったが、正恩氏の外交を支える「3人のオンナ」の存在が注目された。信頼を得た最側近や、米国との事前協議を担当してきた面々で「北朝鮮の非核化」や「拉致問題解決」のカギを握るとみられている。

 筆頭は正恩氏の妹、金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党第1副部長。正恩氏が「唯一、心を許す相手」とされ、北朝鮮の「微笑外交」を象徴する。カペラホテルにも正恩氏に続いて入った。

 外交デビューは、2月の平昌(ピョンチャン)冬季五輪開幕に合わせた訪韓で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に正恩氏の親書を手渡した。4月の南北首脳会談では正恩氏に随行し、両首脳のやり取りを記録する姿が中継された。

 与正氏はこれまでも、正恩氏がメンバーを選抜したとされる女性音楽グループ「牡丹峰(モランボン)楽団」の公演を演出したり、正恩氏の妻、李雪主(リ・ソルジュ)氏のファッションを手がけたとされ、正恩氏「最側近」の人物といえる。

 第2のキーパーソンは、「正恩氏直結の女」とも呼ばれる豪腕外交官の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官だ。

 5月下旬に、マイク・ペンス米副大統領を「政治的に愚鈍なマヌケ」などと罵倒する談話を発表し、ドナルド・トランプ大統領を激怒させたことは、記憶に新しい。

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