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米朝首脳、ゆっくり歩み寄り握手 やや緊張した面持ちで言葉交わし

 トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長はゆっくりと歩み寄り、固い握手を交わした。12日午前9時(日本時間同10時)ごろ、シンガポール南部セントーサ島のカペラホテルでの歴史的瞬間。朝鮮戦争を経て半世紀以上も続く冷戦構造の行方を左右する首脳2人の一挙手一投足を、世界が固唾をのんで見守った。

 長く対立してきた米朝の国旗が交互に並ぶホテル内の撮影場所。向かって右側からトランプ氏、左側から金氏が姿を見せた。互いの目をじっと見ながら差し出した右手を、約10秒間にわたって握り合った。時折、笑顔も見えた。

 やや緊張した面持ちで、言葉を交わす2人。トランプ氏が金氏の肩を軽くたたき、会談場へと促した。

 米朝首脳会談でのトランプ米大統領、金正恩朝鮮労働党委員長の冒頭発言全文は次の通り。

 ▽トランプ氏

 本当に素晴らしい気分だ。われわれは素晴らしい議論をし、大成功を収める。成功する。われわれは素晴らしい関係を持つと思う。疑いない。

 ▽金正恩氏

 ここまで来る道はそれほど楽な道ではなかった。われわれには足を引っ張る過去があり、誤った偏見と慣行が時にわれわれの目と耳をふさいでいたが、全てを克服してここまで来た。

 (共同)

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