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目黒女児虐待死、三原じゅん子議員語る「母の“孤立”防ぎたい」 警察と地域ネットワークの連携も必要 (1/2ページ)

 「もうおねがい ゆるして ゆるしてください」-。東京都目黒区のアパートで、両親から十分な食事を与えられず、虐待も受けて亡くなった船戸結愛(ゆあ)ちゃん(5)は、鉛筆でノートにこう書き残していた。自民党の三原じゅん子参院議員は7日の参院厚労委員会で、このいたたまれない事件を取り上げた。どうすれば児童虐待を防げるのか、三原氏を直撃した。

 「子供を守ってあげられるのは、母親だけなのに…」

 三原氏は、結愛ちゃんが受けた耐えがたい苦痛を思い、声を震わせた。

 2000年に施行された児童虐待防止法は、04年の改正で、児童相談所(児相)の調査に警察官の同行を求められるようになるなど、「立ち入り権限の強化」は進められてきた。15年には児童相談所全国共通ダイヤル「189(いちはやく)」の運用が始まり、相談もより手軽になった。

 ただ、三原氏は「虐待の件数が多く、児相だけでは手いっぱいになっているのも現状だ。警察や地域ネットワークが連携して、大人総掛かりで取り組まないとならない。『誰かがやってくれるだろう』という思い込みをしてはならない」と訴える。

 さらに、三原氏は「制度の改善だけでは、どうにもならない」「(問題の本質は)『母親の孤立』にもある」という。

 三原氏らの調査では、シングルマザーが新たに男性と交際を始めたり、結婚したときに、いわゆる「連れ子」となる子供が虐待の標的になることが多いことが分かった。虐待は、身体的虐待やネグレクト(育児放棄)のほか、子供の目の前で親が暴力を振るうなどの心理的虐待もあるという。

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