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北恐れる…「死神」ボルトン氏が米朝会談に参戦へ 「ボルトン外し」国務省との主導権争いか (1/2ページ)

 世界が注目する米朝首脳会談(12日)に、北朝鮮が「死神」と恐れる、ジョン・ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が“参戦”する。北朝鮮の「完全非核化」をめぐる強硬発言で、ドナルド・トランプ政権内で「ボルトン外し」が進んでいると報じられたが、復権したようだ。ボルトン氏は日本人拉致問題も熟知しており、北朝鮮を冷徹に追い詰めていく。

 首脳会談の米国代表団には、ボルトン氏も加わる方針であることが発表されている。

 ボルトン氏をめぐっては最近、《脇に追いやられた》《影響力を失いつつある》とメディアで伝えられていた。トランプ氏と、北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長の会談にボルトン氏が同席しなかったのも、マイク・ポンペオ国務長官が「逆効果だ」と進言したためと報じられた。

 4月末に米報道番組に出演したボルトン氏は、北朝鮮の非核化について、短期間で核放棄させてその後に見返りを与える「リビア方式」の採用を提唱し、北朝鮮が反発した。これにトランプ氏が激怒し、米朝首脳会談の準備から外されたとも伝えられていた。

 だが、狡猾な北朝鮮との交渉には、同国の欺瞞(ぎまん)性を熟知するボルトン氏の存在は欠かせない。

 「ボルトン外し」の背景には、北朝鮮問題をめぐって、国務省とボルトン氏の主導権争いがあるとの見方もある。

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