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「紀州のドン・ファン」野崎さん怪死、急展開で妻聴取へ 家政婦証言に矛盾も… 専門家も不自然さを指摘「胃袋から覚醒剤、珍しい」 (1/2ページ)

 誰がどうやって覚醒剤を「飲ませた」のか。死後硬直までの時間に矛盾はあるのか。謎が多い「紀州のドン・ファン」こと和歌山県田辺市の資産家、野崎幸助さん(77)の怪死。和歌山県警の捜査が50億円以上とされる遺産の行方を左右する可能性もあるという。物言わぬ野崎さんの遺体は何を語るのか。

 テレビ朝日は6日朝、野崎さんの妻(22)が羽田空港に現れた様子を報じた。和歌山・南紀白浜空港に到着。県警があらためて事情を聴くとみられる。

 野崎さんは5月24日午後10時半ごろ、自宅寝室のソファで倒れているのを妻が発見、死亡が確認された。胃などから致死量に達する覚醒剤の成分を検出。死因は急性循環不全で、県警は自宅や東京都内の関係先などを殺人容疑で捜索した。

 「容疑者として疑われている」と自ら語る60代の家政婦は、野崎さんが死亡した当日の様子を語っている。午後4時に外出し、午後8時前に帰宅して野崎さんの妻と2人でテレビを見ていたところ、「天井から物音がドンドンとした」。

 午後10時ごろ、妻が2階に上がり、家政婦も呼ばれていくと「社長(野崎さん)は素っ裸でソファにもたれていた。揺すったが肘とか手首が固くなっていた」といい、「カチカチだった」とも話している。

 証言によると、物音から遺体硬直まで長くとも2時間程度だが、ベストセラー『死体は語る』の著者で元東京都監察医務院長の上野正彦氏は、「病気で死亡した場合、死後1~2時間経過すると少しずつ関節が硬くなってくる。(カチカチだったという)硬直は4~5時間は経過している状態だ」と解説する。

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