記事詳細

【日大のドン・田中英寿理事長 人脈と金脈】「オレは日大の横綱になる」輪島に誘われ進学、トップにのし上がった田中英寿理事長  (1/2ページ)

★(4)

 日大アメフト部の悪質タックル問題で、内田正人前監督(62)が辞職後、世間の非難を一身に浴びている田中英寿理事長(71)。いつ、どんな形で一連の騒動について釈明し責任を取るか、注目が集まっているが、そもそも青森の農家の3男として生まれた田中理事長が、どうして日大と結びつき、日本最大規模を誇る大学のトップにまでのし上ったのか。

 そのカギを握る人物の1人が、1歳下で学生相撲出身ただ1人の横綱となった輪島だ。

 2人が遭遇したのは高校時代だった。田中理事長は青森県出身で、高校は後輩に現在NHKの解説でもおなじみの元小結舞の海がいる、つがる市の木造高校。輪島は石川県七尾市出身で、高校は金沢市にある金沢高校。

 遠く離れた2人がどうして知り合ったかというと、やはりきっかけは相撲だった。どちらも強豪選手だった2人は、さまざまなイベントや大会で出会い、自然にひかれていったのだ。

 こんなエピソードがある。ある大会の帰り、「寄っていけ」と輪島に誘われ、金沢の下宿に行くと、部屋中に「輪島」と書いた紙が散らばっている。

 「なんだ、これは?」と田中理事長が聞くと、輪島は澄ました顔でこう答えたという。

 「サインの練習ですよ。いずれボクはプロに行きますから、そのときの用意です」

zakzakの最新情報を受け取ろう

関連ニュース