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外貨不足の北朝鮮、ホテル代タカる? 米朝会談 候補地に5つ星ホテル希望

 シンガポールで12日に開催される米朝首脳会談に向け、準備が進んでいる。会談場所としては、南部セントーサ島の高級リゾートホテル「カペラ」が検討されている。また、制裁で外貨不足に苦しむ北朝鮮が、米国などに滞在費をたかろうとしている現状も明らかになってきた。

 公式ホームページなどによると、カペラはビジネス街の至近距離にありながら、美しい自然に囲まれた5つ星ホテル。約2300平方メートルの会議スペースがある。5月末には米朝の事前協議の会場として使用され、候補地の1つとして上がっている。

 一方、北朝鮮は、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長らが宿泊するホテル代にも事欠いているようだ。

 米紙ワシントン・ポストによると、北朝鮮は宿泊先として、最高級スイートが一泊6000ドル(約65万円)する5つ星の「フラートン・ホテル」を希望し、米国やシンガポール政府に費用の肩代わりを求めている。

 ただ、北朝鮮に金銭的便宜を図ることは国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議や各国独自の制裁規定に違反する。このため、どの国が肩代わりするにせよ、制裁規定の一時免除措置が必要になるという。

 昨年、ノーベル平和賞を受賞したNGO「ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)」は、ホテル代を支援する考えを明らかにしている。

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