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米朝首脳会談実施も…トランプ氏、対北制裁は維持 「正恩氏は非核化を約束している」 (1/2ページ)

 ドナルド・トランプ米大統領が、「北朝鮮の非核化」実現へ一歩踏み出した。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との米朝首脳会談について、当初の予定通り12日にシンガポールで行うと発表したのだ。1日(米国時間)に正恩氏の側近、金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長と会談した後、記者団に語った。「正恩氏は非核化を約束している」と会談を好意的に評価するトランプ氏だが、対北制裁を維持する考えも示している。

 「われわれは6月12日に(正恩氏に)会う。おそらく非常にうまくいくだろう」

 トランプ氏は米朝首脳会談について、こう語りながらも、12日の会談は「始まりだ」と指摘し、非核化実現に向けて一定の期間をかけて会談を重ねる可能性を示唆した。

 1日にホワイトハウスを訪れた金英哲氏は、トランプ氏に宛てた正恩氏の書簡を持参した。書簡について、トランプ氏は「非常に興味深い内容だった」としながらも、「まだ読んでいない」と説明した。

 最大の焦点である「北朝鮮の非核化」については、「正恩氏は非核化を約束している」と強調。議題として、朝鮮戦争の終結が上がったとして、「首脳会談で戦争終結に合意する可能性がある」と語った。北朝鮮が警戒する拉致問題をはじめとする人権問題については、「人権問題は話し合われなかった」と説明した。

 トランプ氏は「最大限の圧力という言葉はもはや使いたくない」と述べ、米朝交渉が頓挫しない限りは「新たな制裁を科さない」とした。

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