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「悪質タックル」問題で日大受験者1万人激減も 「早大『スーフリ事件』より深刻だ」専門家警告 (1/3ページ)

 日本大学アメリカンフットボール部の「悪質タックル」問題で、関東学生連盟は29日に臨時理事会を開き、内田正人前監督(62)と井上奨前コーチ(30)に、永久追放にあたる最も重い除名処分を下した。ひどすぎる危機管理もあって日大全体が炎上状態となり、在校生の就職活動にも影響が出始めた。さらに懸念されるのが来年の大学入試で、志願者が激減するとの見方もある。専門家は「事態は早稲田大学の『スーパーフリー事件』よりはるかに深刻だ」と警告する。

 関東学連の規律委員会は、反則は内田前監督と井上奨(つとむ)前コーチ(29)の指示があったと認定し、両者に厳しい処分を科すように理事会に諮る方向だ。

 罰則規定には重い処分から(1)除名(2)資格剥奪(3)団体活動の一時的または無期限停止(4)公式試合の出場停止-などがある。

 内田前監督には除名または資格剥奪、井上前コーチには資格剥奪、チームには団体活動の無期限停止などが検討されるもようだ。

 問題が日大全体に波及するなか、日大の一般学生にも“実害”が生じている。大塚吉兵衛学長(73)は25日の記者会見で、就職試験の面接の際に、アメフト問題について問われたと学生から相談があったことを明かした。

 さらに日大教職員組合文理学部支部は「入試に向けて壊滅的な影響が表れる可能性がある」と危機感を募らせる。

 入試情報に詳しい大学通信によると日大の2018年入試の志願者数は11万5180人。近大、法政大、明治大、早大、東洋大に続く6位だ。

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