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【緊迫する世界】トランプ氏「米朝首脳会談中止」で恫喝も…危惧される「あいまいな合意」 (1/2ページ)

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 ドナルド・トランプ米大統領は22日(米国時間)、「特定の条件が実現しなければ、米朝首脳会談(6月12日)は行われない。(会談中止・延期に踏み切る可能性も)十分にある」と語った。

 ホワイトハウスに、南北首脳会談(4月27日)の報告に訪れた、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との米韓首脳会談冒頭、トランプ氏は北朝鮮とともに、韓国も恫喝(どうかつ)したのである。

 「従北」の文氏は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長とともに「朝鮮半島の非核化」を目指している。それは、中国や北朝鮮が望む「在韓米軍の撤退」につながりかねない。

 韓国は現在、北朝鮮とともに米朝首脳会談を成功させ、「朝鮮半島の非核化」に向けて邁進(まいしん)している。その融和政策は、北朝鮮が韓国を抱き込み、「南北朝鮮統一」へと流れかねない勢いである。

 トランプ政権は現時点では、北朝鮮に「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)を突き付けているが、もし、米朝首脳会談で「あいまいな合意」をすれば、どうなるのか。

 文氏と正恩氏は、南北首脳会談で「朝鮮半島の非核化」と「2018年内に朝鮮戦争を終戦し、停戦協定を平和協定に転換する」という、「板門店(パンムンジョム)宣言」に署名した。

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