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【松井一郎 維新伝心】あまりの異常さに衝撃 「殺人タックル」は暴行、傷害事件だ (1/2ページ)

 アメリカンフットボールの定期戦で、日本大学の選手が、関西学院大学の選手に悪質な反則行為をしたことが、国民的関心事となっている。負傷した関学大選手の父親が、警察に被害届を提出したことも分かった。私は「当然のことだ。この件は捜査機関が原因や背景を明らかにするしかない」と考えている。

 あの映像を最初に見たとき、私はあまりの異常さに衝撃を受けた。無防備の関学大クオーターバック(QB)の後ろから、日大選手が全力でタックルしていく姿に、「これはスポーツではない」「暴行、傷害事件だ」と確信した。日大の内部調査ではなく、被害届が出る前に警察が動くべきだと感じていた。

 日大の内田正人監督(当時)が19日、被害者の選手と保護者に謝罪した。発生から2週間近くたっており、遅すぎる。教育者として、スポーツマンとして、なぜ、すぐに説明・謝罪しなかったのか。

 「監督が指示した」という報道もある。事実なら論外だ。記者会見も見たが、誠実さも潔さも感じられなかった。これは日本大学全体への著しい悪印象になるだろう。

 ともかく、警察が関係者全員から事情を聴き、証拠を集めて、「殺人タックル」の全貌を明らかにしてほしい。

 さて、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備法案が22日、国会で審議入りした。基本法は一昨年の臨時国会で成立しており、「少し遅かったな」と思う。