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文大統領の孤独な訪米 米韓首脳会談に意味はあるのか 「米朝の仲介役」自認するも…進む韓国外し (1/2ページ)

 ドナルド・トランプ米大統領と、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領による米韓首脳会談が22日(米国時間)、ワシントンで行われた。韓国は最近、「米朝の仲介役」を自認してきたが、米朝が直接対話を始め、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権は韓国への強硬姿勢に出ている。米国も「従北」の文政権とは距離を置いているようだ。各国の「韓国外し」が目立つなか、文氏の訪米は寂しい結果に終わりかねない。

 「文氏が、正恩氏との会談後に(トランプ氏に)伝えた内容と、北朝鮮の声明はなぜ矛盾しているんだ?」

 米紙ニューヨーク・タイムズは20日、トランプ氏が19日、文氏に電話し、こう伝えたと報じた。文氏は21日、米国に到着したが、同紙は電話会談の発言について、トランプ氏の「不満の表れ」と指摘した。つまり、トランプ氏は「いい加減な報告をするな!」と激怒したわけだ。

 2月の平昌(ピョンチャン)冬季五輪や、4月の南北首脳会談などで、文政権は北朝鮮との「平和ムード」を演出してきた。22日のトランプ氏との会談でも、米朝首脳会談(6月12日)を見据えて「仲介役」として振る舞うとみられる。

 一見、友好に転じたような南北関係だが、最近になって暗雲が立ちこめている。

 北朝鮮は、南北閣僚級会談(16日予定)を一方的にキャンセルした。豊渓里(プンゲリ)の核実験場廃棄(23~25日)をめぐっては、韓国記者団の名簿受け取りを拒否したままとなっている。4月に開通した南北首脳間のホットラインもまったく使用されていない。

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