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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「山」》女性記者、35歳の分かれ目 (1/2ページ)

 日本だけでなく世界中で騒ぎになっているセクハラ問題。日本では財務次官を取材相手にしたテレビ局の女性記者の被害が大きな騒ぎになった。

 私も、まさに同じ業界の同じ女性記者。この問題に目を背けるわけにもいかない。自らの問題として何度も考えさせられた。

 ただ、これは記者に限った話ではない。世の中の第一線で活躍する多くの女性が、自らも過去に似たような経験をしたとハッとさせられたのではないだろうか。

 「35歳を過ぎたら、だんだんネタを取れなくなる女性記者っているんだよ」

 私が取材記者の世界に入ったのは、周りよりもすこし遅い28歳だった。30歳にさしかかり、社内で新しい部署に変わり、その部にいた男性の先輩に言われた一言だった。

 その意味とは、35歳くらいまでであれば若い女性である記者に取材相手は喜んで喋ってくれる。若さが武器になる。言い換えると、35歳までは、それほど頭を使わなくても、若いだけでネタをくれるんだよ、と私には聞こえた。

 35歳を超えると次第にネタが取れなくなる-。恐ろしい、と私は思った。

 もし35歳を超えてだんだんとネタが取れないような事態が自分に起これば、35歳まではたくさんネタが取れていたとしても、本当は自分に記者の能力が無かったことが実証されてしまう。そして、35歳までの私がネタが取れていたのは、性別を超えた記者の私に力量があったからではなく、私が若い一人の女性だったからと解釈されてしまう。

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