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【ぴいぷる】2045AI時代を生き抜く、クリエーティブ脳の創りかた サイエンス作家・竹内薫氏 (1/3ページ)

 AI(人工知能)が人間の知能を超えるとき発生する「2045年問題」。2045年ごろ、AIに関するシンギュラリティー(技術的特異点)が顕在化すると多くの専門家は考える。この人もその1人だ。

 近未来のAIには「2タイプがある」と言う。

 「ヒトの脳の特定の機能を補完・拡大した“外付けの脳”で、従来型のコンピューターが進化したもの。もう1つは、ディープラーニング(脳の神経網を模した機械学習)によりAI自身が新たなAIを生む“究極のAI”です」

 これまでにもディープラーニングによってAIはチェスや将棋で人類を打ち負かせてきたが…。

 「あれは単に“数学ゲーム”を学習尽くした“マシン”が勝っただけ。究極のAIはヒトの脳がそれぞれ違うように、学習の結果、ある種の個性を獲得します。例えば、仕事にしてもそれぞれ異なる方法で成し遂げることができる存存となるはず。“彼ら”はホモサピエンスではない、新しい生命体と言ってもいいと思います」

 実は「生物」の定義はいまだ論争の最中にある。代謝や自己増殖などの能力を持ち、DNAと水と炭素でできた有機体を生物と呼ぶには不十分というのが、その理由だ。

 「ですからシリコンの生命体が出現しても全然おかしくないんです」

 ならばヒトの知能を凌駕したAIが人間を絶滅へと追い詰めるのを黙って受け入れるのだろうか。

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