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なぜ、女性記者はセクハラ疑惑を自社で報じなかった? 福田次官は更迭へ  (1/2ページ)

 安倍晋三首相は、女性記者にセクハラ発言をしたと週刊新潮に報じられた財務省の福田淳一事務次官(58)について、更迭する方針を固めた。学校法人「森友学園」に関する決裁文書改竄(かいざん)問題に対応する財務省の事務方トップとして、不適切と判断した。週刊新潮が公開した音声データが「決定打」となり、更迭で早期の収拾を図る。

 安倍政権への逆風が相次ぐなか、森友問題で新たな展開だ。

 安倍首相は、麻生太郎副総理兼財務相の同意を得て、後任人事に着手する。福田氏の任命責任をめぐり、野党が攻勢を強めるのは必至だ。

 所管閣僚の麻生氏でさえ、「緊張感を欠いている」「事実ならアウト」と厳しい認識を示し、福田氏の辞任は「秒読み段階」とみられていた。

 福田氏は16日朝、同日中にコメントを発表する考えを明らかにした。

 更迭の決め手は、13日にネット上で公開された音声データだ。

 福田氏とされる男性は、バーとおぼしき場所で「抱きしめていい?」「胸触っていい?」「手縛っていい? 手縛られていい?」などと繰り返していた。事実なら、女性の人権を無視した、最低最悪の発言である。拒否したとされる30代の女性記者の音声は、消されていた。

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