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【朝日新聞研究】環境問題による「ジャパン・バッシング」の一例では? マレーシアの森林伐採記事、歴史問題と極めて酷似した構図 (2/2ページ)

 また、「昨年9月には音楽家の坂本龍一さんが代表を務める『モア・トゥリーズ』など、15カ国の47の環境団体が熱帯の木材を使わないよう要請。10月にはマトゥ村長が安倍晋三首相に宛てて『我々から盗んだ木を使わないでほしい』との公開書簡を発表した」という。さらに、現地の弁護士に「『環境に優しい五輪』を空虚なスローガンに終わらせていいのか」と言わせている。

 要するに、この記事は、環境問題による「ジャパン・バッシング」の一例ではないのか。歴史問題と、極めて酷似した構図を感じる。

 ところで、広告料金が引き下げられたのか、料金が高額といわれた朝日新聞でも、全面広告がかなり目につく。下段の一般的な広告と合わせると、広告が紙面の半分ほどになる気がする。

 素朴な疑問だが、朝日新聞自身は、森林資源の破壊や浪費に、まったく関係ないのだろうか。=おわり

 ■酒井信彦(さかい・のぶひこ) 元東京大学教授。1943年、神奈川県生まれ。70年3月、東大大学院人文科学研究科修士課程修了。同年4月、東大史料編纂所に勤務し、「大日本史料」(11編・10編)の編纂に従事する一方、アジアの民族問題などを中心に研究する。2006年3月、定年退職。現在、夕刊紙や月刊誌で記事やコラムを執筆する。著書に「虐日偽善に狂う朝日新聞」(日新報道)など。

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