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米軍がシリア空爆 英仏軍と共同、化学兵器使用に報復

 トランプ米大統領は13日(日本時間14日午前)、ホワイトハウスで国民向け演説を行い、米軍にシリアへの軍事攻撃を指示したと明らかにした。英仏軍と共同で行動を開始、巡航ミサイル「トマホーク」で複数の標的を攻撃、首都ダマスカスで複数の巨大な爆発音が聞こえたという。アサド政権が反政府勢力弾圧に使う化学兵器は北朝鮮が輸出したものとされ、金正恩(キム・ジョンウン)政権への強烈なメッセージともなる。

 米国時間の13日の金曜日に始まった軍事攻撃は、アサド政権が首都ダマスカス近郊の東グータ地区での化学兵器を使用したことに対する措置。

 トランプ氏は演説で、化学兵器使用を「邪悪で卑劣」と強く批判。アサド政権が化学兵器使用をやめるまで対応を続けると表明した。米軍のシリアへの軍事攻撃は英仏軍との共同で行動しているとした。さらに、アサド政権の化学兵器使用に責任があるとして、ロシアとイランを非難した。

 米国務省のナウアート報道官は13日の記者会見で、アサド政権による化学兵器攻撃を「非常に強く確信している」と述べた。塩素ガス弾に猛毒サリンのような神経剤が組み合わせて使われたとの報道もある。

 シリアの化学兵器は北朝鮮が輸出したとの疑いが強い。核・ミサイル開発をめぐっても6月までに米朝首脳会談が実施される見通しだが、今回の軍事攻撃が金正恩朝鮮労働党委員長への強力な圧力となることは確実だ。

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