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共産「防衛省も改竄疑い」 米基地使用めぐり、副大臣「元文書不明」

 財務省の決裁文書改竄(かいざん)問題に続く「激震」に発展するのか。共産党の穀田恵二国対委員長は3月30日の衆院外務委員会で、防衛省統合幕僚監部が2012年に作成した文書に関し、「改竄の疑いがある」と述べた。文書は昨年9月までに開示された。

 穀田氏は15年に独自入手した文書と比べ、ほぼ同内容だが削除されている部分があるとし、開示文書と同一かをただした。山本朋広防衛副大臣は「どういった経緯で入手した文書か、明らかでない限り、真贋(しんがん)について答えることは困難だ」と述べた。

 開示文書は「日米の『動的防衛協力』について」と題され、民主党政権下の12年7月に統幕防衛計画部が作成した。米基地の自衛隊による使用をめぐる内容で、省として意思決定を図る決裁印のある文書ではない。

 開示文書には黒塗り部分が多く、2つの文書の細かな検証はできないが、山本副大臣は、開示文書について「全ページがそろっており、抜け落ちているものはない」と強調した。

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