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麻生氏、佐川氏が“関与”否定で続投論も 永田町関係者「風向き変わりつつある」

 財務省の決裁文書改竄(かいざん)問題をめぐる佐川宣寿(のぶひさ)前国税庁長官の証人喚問が終わり、麻生太郎副総理兼財務相の進退が注目されている。永田町では「責任を取るタイミングを見極めている」との見方が依然強いが、佐川氏が麻生氏の関与を否定したことで、一部では続投論も出始めている。

 「政府として失われた信頼を取り戻すために、こういうことが二度と行われない体制をどうつくるか。麻生財務相は、そうした責任も、しっかり全うしていただきたい」

 公明党の山口那津男代表は27日の証人喚問後、麻生氏の進退に直接言及はせず、再発防止体制の確立に尽力すべきだとの認識を示した。

 まずは、財務省の調査と大阪地検特捜部の捜査を通じ、改竄がどういった経緯で行われたか、全容の解明が求められる。

 麻生氏をめぐっては、2018年度予算が成立し、最終的な責任の所在が明らかになった後の辞任は不可避とみられていた。だが、永田町関係者は「佐川氏の証人喚問を機に風向きが変わりつつある。外交や経済で政権が対応を迫られるなか、麻生氏は安倍晋三首相を引き続き支えるべきだ」と話している。

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