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森友問題、自殺職員が“犯人告発”衝撃メモ 近畿財務局、安倍首相「辞める」発言前から独断で削除か (1/3ページ)

 財務省の「腐敗体質」は、どこまで根深いのか。学校法人「森友学園」への国有地売却問題をめぐり、自殺した財務省近畿財務局の男性職員が、決裁文書の改竄(かいざん)に関わる「メモ」を残していたことが明らかになった。命を賭けた“告発”なのか。また、近畿財務局が、安倍晋三首相が「関与していたら辞める」と発言する前の2015年に関連メモを独断で削除していたことも判明し、同省の異常ぶりがあらわになった。安倍首相や、麻生太郎副総理兼財務相は14日、参院予算委員会の集中審議で答弁に立ったが、国民の信頼回復は簡単ではない。真相解明に向けて、与党内にも、佐川宣寿(のぶひさ)前国税庁長官の国会招致を容認する声が浮上している。 

 50代の男性職員が残した衝撃の「メモ」の内容は、読売新聞が13日夕刊で、産経新聞も14日朝刊で報じた。

 報道によると、メモは、男性職員が7日に自殺を図った神戸市内の自宅から、家族に向けた遺書とともに複数見つかった。

 遺書に学園側との取引や決裁文書に関する記述はなかったが、メモには財務省の上層部の指示で、文書の改竄に関与したことを示唆する内容がつづられていたという。

 男性職員は、近畿財務局が学園側と国有地の売買契約を結んだ2016年、直接交渉した管財部職員の部下として、上席国有財産管理官を務めていた。親族によると、昨年8月に「毎月100時間」の残業で体調を崩したと伝えられ、「常識が壊された」とも話していたという。

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