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森友問題・佐川氏の“裏の顔” 関係者「部下に評判聞くと一言『パワハラ』」 (1/2ページ)

 森友学園に関する財務省決裁文書改竄(かいざん)問題で、当時、理財局長だった佐川宣寿(のぶひさ)前国税庁長官の関与が焦点になっている。言葉こそ丁寧だが、国会で慇懃(いんぎん)無礼な“問題答弁”を繰り返した佐川氏とは、どんな人物なのか。

 「理財局長時代の国会対応に丁寧さを欠き、国会審議の混乱を招いたこと、行政文書の管理について指摘を受けたこと、決裁文書の国会提出時の担当局長であったことを踏まえ、『退職したい』と大臣(=麻生太郎副総理兼財務相)に伝えた。おわび申し上げる」

 佐川氏は9日夜、自身の辞任について記者団にこう語った。

 注目の佐川氏は、福島県出身。1982年に東大経済学部を卒業し、旧大蔵省に入省した。塩川正十郎財務相(故人)の秘書官や、大阪国税局長などを経て、2016年に理財局長に就任。昨年の通常国会で、「(森友学園との交渉記録は)すべて廃棄した」などと強気の発言を繰り返した。昨年7月、財務省ナンバー2である国税庁長官に栄転した。

 ただ、就任以来、一度も記者会見を開かず、初めての記者対応は前述の辞任発表だった。徴税で国民に向き合う国税庁のトップとしては、異常な対応といえ、野党やメディアから「逃げている」と批判を浴びた。

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