記事詳細

森友問題で完敗の麻生氏、進退決断どうする? 辞任現実味…「財務省解体」も視野 (3/3ページ)

 希望の党の玉木雄一郎代表も、同番組で「(書き換えが)事実だとしたら、隠蔽だ。麻生財務相の責任は免れない。『特殊性』の背後に、政治的関与があるのか、ないのかを調べないと、国民のなかにあるモヤモヤ感は消えない」と批判した。

 一方、与党側は「麻生氏は全く知らなかった」(自民党幹部)と防戦するものの、苦しい立場に追い込まれている。

 安倍首相を支える「屋台骨」である麻生氏が辞任すれば、政権基盤を直撃する事態だ。安倍首相が3選を目指すとされる9月の自民党総裁選の構図にも、影響を与えかねない。

 総裁選で安倍首相との対決が確実視される石破茂元幹事長は11日、滋賀県内での講演で「現場の官僚に、そんな権限があるとは思えない。一体、誰が行ったのかを明らかにしなければ、自民党の信頼が揺らぐ」と述べ、疑惑の解明を求めた。

 自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長も同日、岩手県で記者団に「自民党は、官僚だけに責任を押しつけるようなことをする政党ではないという姿を見せないといけない。この問題は、行政だけではなく、政治全体の問題と受け止めなければならない」と苦言を呈した。

 麻生氏は、日米経済対話などで、マイク・ペンス米副大統領と信頼関係を構築している。永田町では「北朝鮮情勢が緊迫しているとき、日米の太いパイプである麻生氏の辞任は痛い。辞任は財務相のみで、副総理は続投するのではないか」との見方も浮上する。

 完敗濃厚といえる麻生氏は、自身の進退をどう決断するのか。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう