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正恩氏が米朝会談を哀願 ホワイトハウスが突きつけた条件を「丸飲み」 (2/2ページ)

 北朝鮮には、厳しすぎる条件だった。正恩氏は2012年に修正した憲法に「核保有国」と明記し、核保有は「国是」といってもいい。米韓合同軍事演習にも北朝鮮は反発を続けており、2条件を認めることは「米国に屈した」との印象を国内外に与えかねない。

 ところが、「北朝鮮は丸飲みした」(外交筋)という。正恩氏が従来の対米強硬姿勢から、対話を哀願してきた背景には、米国による「対北朝鮮圧力の大幅強化」があるからだ。

 国連安全保障理事会の「最強制裁」の実施に伴い、北朝鮮は現在、洋上で船から船へ石油などを移し替える「瀬取り」などの手段で物資の密輸を余儀なくされている。

 その結果、対話を求めてきたわけだが、過去に何度も裏切り続けてきた北朝鮮を、トランプ政権は信用していない。

 前出の声明でペンス氏は「北朝鮮が核開発を終わらせる具体的、恒久的、検証可能な段階を踏むまで、すべての制裁を維持し、最大限の圧力をかけるキャンペーンは続いていくだろう」と宣言した。

 正恩氏は米国の厳しい目におびえながら、過ごすことになりそうだ。

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