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【富坂聰 真・人民日報】美容整形代に1億3千万円! 中国女性幹部の大胆汚職 (1/2ページ)

 日本では、安倍内閣の下で「すべての女性が輝く社会づくり」が推進されている。これは女性の社会進出が遅れているからだが、この点、中国はちょっとしたアジアの先進国かもしれない。

 ここにブルームバーグが公表している一つの数字がある。

 一定規模以上の企業を対象にした調査で、女性役員を登用している企業の割合を調べてみると、イギリスが59%、ドイツが70%、そしてアメリカが79%。フランスが少し高くて83%。ノルウェーはなんと100%という数字が出てくる。

 一人でも役員に女性が入っていれば「1」とカウントし、全企業数で割って導かれた数字だ。ちなみに日本は6%で欧米に比して圧倒的に低い。

 良し悪しの問題はさておきアジアの企業は概して割合は低い。だが、そんななかでも中国は健闘しているようで、なんと数字は51%だった。

 これはそもそも中国が社会主義国であり、全人民が労働者であったのだから数字を押し上げても当たり前という話ともとれる。

 だが、本当にそれだけだろうか。政体の違いを割り引いても中国の女性の活躍は目立つからだ。

 それも女性の社会進出というだけでなく、悪行の面でも、その大胆さが目立つ。

 事実、習近平政権の下で進められた反腐敗キャンペーンでは、賄賂や生活腐敗(この場合は女性幹部の男性問題)で処分された女性党員のニュースもずい分メディアを賑わせた。

 こうした女性幹部の事件簿は、ときどき地元メディアでも特集されるが、昨年末にはあらためて『検察日報』がまとめて報じているので、少しそのいくつかの例を紹介してみよう。

 例えば、「美容整形に狂ってしまった女性幹部・柏玲」のケースだ。