記事詳細

事実なら麻生財務相、佐川長官辞任も 森友文書書き換え疑惑で「最強官庁の解体論」も現実味 (1/3ページ)

 学校法人「森友学園」への国有地売却問題をめぐり、財務省が作成した決裁文書の「書き換え」疑惑が、国会論戦の焦点となっている。朝日新聞の報道通りに、問題発覚後に書き換えられたとすれば、麻生太郎副総理兼財務相や、財務省理財局長だった佐川宣寿(のぶひさ)国税庁長官の辞任も想定され、安倍晋三政権を直撃しかねない。一方、与党幹部は「単純な構図ではない」ともらす。財務省絡みの“失態・混乱”が目立っており、最悪の場合、「最強官庁の解体論」も現実味を帯びてきそうだ。

 「担当局以外の職員も関与させて全省挙げて調査を進めていきたい」

 麻生氏は6日朝の閣議後の記者会見で、決裁文書の書き換え疑惑について、こう語った。大阪地検特捜部が捜査中でもあり、疑惑の解明には、まだ時間がかかりそうだ。

 財務省は同日の参院予算委員会理事会で、疑惑に関する調査状況について報告。野党側は「(報道が事実ならば)内閣総辞職に値する話だ」と攻勢を強めている。

 衝撃の疑惑は、朝日新聞が2日朝刊で報じた。学園側との交渉を担った財務省近畿財務局が作成した決裁文書について、契約当時の文書の内容と、国会議員らに開示された文書との内容に違いがあると報じ、「特例」との文言が複数箇所でなくなっていると指摘した。

 最大の焦点は、「書き換えが本当に行われたのか、否か」「書き換えられたとすれば、問題発覚後か、決裁段階か」だ。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース