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【国防最前線】自衛隊配備は「国を守る意志」 石垣市長選で印象操作、他国攻撃するかのように「ミサイル基地」 (1/2ページ)

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 沖縄県では、名護市長選が終わり、次に注目を集めるのは3月4日告示、同11日投開票の石垣市長選であろう。おそらく、最大の争点は「自衛隊配備」となる。すでに選挙戦前夜のような雰囲気が島内に広がっているようである。

 そんななか、石垣島の各所に掲げられている看板や横断幕が気になるという、地元関係者の指摘を耳にした。それは「ミサイル基地配備反対!」という言葉だ。違和感があるのは「ミサイル基地」という文言だ。

 石垣島に今、陸上自衛隊の部隊配備計画が進められているのは事実である。だが、それを「ミサイル基地」と呼ぶのは、何か恐ろしい物を持ち込もうとしているという印象を与えているのではないか-というのだ。看板などを見た多くの人が、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)などをイメージしてしまうと。

 正直に言うと、私自身も「ミサイル」という言葉への抵抗感について気遣いをしたことがなかった。自衛隊が南西諸島に配備するものは、押し寄せる艦や航空機を撃退するための、地対艦誘導弾(SSM)と中距離地対空誘導弾(中SAM)で「純粋な自己防衛装備」である。確かに、すべて同じ「ミサイル」と表現すると誤解を招く。

 侵攻を企図し、上陸しようとする相手の意志を削ぐためには、「そこに行けば大きな損害を受ける」と思わせることが必要だ。人を置くだけでは隊員を危険にさらすことになる。

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