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【福島から日本復活】原発事故後、非科学的な虚偽情報が蔓延 止まらない「国富」の損失 (1/2ページ)

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 私は、福島第1原子力発電所事故の直後から、医科学事実に基づき、一貫して「この事故による、放射線、放射能、放射性物質による人体・動植物への悪影響は、福島でも東北でも日本全国でも、今後も何も生じない」と主張してきた。

 事故翌年には、世界的な放射線医科学や分子病理学、免疫学などの専門家らからなる「国連原子放射線影響科学委員会」(UNSCEAR)や、「国際放射線防護委員会」(ICRP)も同じ結論に到達した。UNSCEARは公式学術報告書を完成させ、国連総会で承認議決されている。

 全宇宙、全地球で、放射線がゼロの場所はない。放射性物質は、人体をはじめ、あらゆる動植物、毎日の食べ物や飲み物、排泄(はいせつ)物などに、もともと含まれている。人体は、母胎で発生間もない胎児から超高齢者まで、体の大きさに応じて、数ベクレルから数千ベクレル(=体の大きな成人では1万ベクレル以上)の「放射能」を持っている。

 人間も、その他の動植物も、一生涯、宇宙や大地からの放射線による「全身外部被曝(ひばく)」と、体内に存在する放射性物質からの放射線による「全身内部被曝」を受け続けている。

 そして、放射線はどんなに極微量でも、放射線の(累積)被曝線量に直線的に比例して「がん」の発生率などの害が増えるとする「放射線の人体・動植物影響に関するLNT(=Linear No-Threshold、直線しきい値なし)仮説」(LNT仮説)は、人類史上最悪の非科学である。

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