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“制裁破り”に激怒、米国が「従北」韓国に制裁も 北は文氏の早期訪朝を要請 (1/2ページ)

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が、事実上の「テロ支援国家」になりかねない事態だ。平昌(ピョンチャン)冬季五輪に乗じて、北朝鮮の要求に応じた“制裁破り”を続けているのだ。安倍晋三首相は9日、文大統領と会談し、北朝鮮への警戒を呼びかけたが、文氏は南北対話に固執する姿勢を鮮明にした。北朝鮮は今後、「南北首脳会談の実現」をチラつかせ、文政権がさらなる対北支援を行う恐れもある。激怒した米国が、韓国への制裁に踏み切るとの見方も浮上している。

 「南北対話が非核化をボヤかしたり、国際協力を揺るがしたりするというのは、杞憂(きゆう)に過ぎない」

 文氏は9日、五輪開幕に先立ち、平昌のホテルで行われた日韓首脳会談で、安倍首相から、北朝鮮の「微笑外交」に注意すべきだと指摘され、こう言ってのけた。聯合ニュースが報じた。

 さらに、文氏は「南北対話が非核化につながらなければならない。このような雰囲気を生かせるよう、日本も対話に加わってほしい」とも要請したという。

 対話による「朝鮮半島の非核化」が実現すればいいが、北朝鮮はそう甘くはない。現に「核放棄拒否」の考えを行動で示している。

 平壌(ピョンヤン)郊外で8日に強行した軍事パレードで、北朝鮮は新型ICBM(大陸間弾道ミサイル)「火星15」などを披露したのだ。

 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は演説で、「米国とその追随勢力が、朝鮮半島の周辺で騒々しく振る舞っている現情勢の下、人民軍は高度の臨戦状態を維持し、戦いの準備にいっそう拍車をかけなければならない」と述べた。

 つまり、「非核化」の意思など皆無といえる。

 にもかかわらず、文政権は北朝鮮の言うまま、平昌五輪に参加した北朝鮮応援団などへの支援を決めようとしている。さらに、「例外措置」を口実にして“国際制裁破り”まで行った。

 9日に訪韓した北朝鮮高官代表団の1人で、国連安保理制裁で「渡航禁止」対象となっている崔輝(チェ・フィ)国家体育指導委員長を、対象から除外するよう、国連に要請したのは一例に過ぎない。

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