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【室谷克実 新・悪韓論】「保守系マスコミ叩け」文政権、北の合同文化行事取りやめで過剰忖度!? (1/2ページ)

 北朝鮮が1月29日夜、同国の観光名所である金剛(クムガン)山で2月4日に予定していた南北合同文化行事を取りやめると、一方的に通知してきた。日本には合意を守らない韓国政府が、北朝鮮に「合意事項は必ず履行しなければならない」(統一相)と述べたのは、最大級のお笑いだ。

 しかし、お笑いとは離れて、北朝鮮が行事中止の理由に「韓国メディアの北朝鮮誹謗(ひぼう)報道」を挙げていることには注目しなくてはならない。

 素直に読めば、これは北朝鮮から「早く保守系マスコミをたたけ」という文在寅(ムン・ジェイン)政権に対する命令だ。「北朝鮮様のお心」を忖度(そんたく)することにたけている文グループは当然、そう理解しているだろう。

 南北対話に基づく合意を振り返れば、「電撃合意」「一方的破棄通告」の連続であり、これから平昌(ピョンチャン)冬季五輪の本番に向けて、いや五輪が始まってからも、北朝鮮による揺さぶりは続くだろう。4日の合同文化行事を取りやめるというのに、8日に同じ金剛山で予定されている前夜祭には何も触れていないのも不思議だ。

 北朝鮮にすれば「次の揺さぶり材料」なのだろう。そして、いざとなれば「五輪参加取りやめ」というカードがある。「嫌なら、北の言うことに従え」ということだ。

 では、文政権は保守系マスコミをたたくのだろうか。北朝鮮に言われるまでもなく、保守系マスコミたたき、とりわけ“朝鮮日報つぶし”は文与党の年来の願望だ。