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夜逃げ「はれのひ」が「メルカリ」に大量出品か 被害者は晴れ着とお金取り戻せるのか (1/2ページ)

 振り袖の着付けや販売、レンタルを行っていた着付け業者「はれのひ」の店舗が突然閉鎖し、数十万円を支払ったのに晴れ着を着られなかった人や、預けた着物が戻ってこない被害者が続出している。お金や晴れ着を取り戻す方法はあるのか、専門家に聞いた。

 問題発覚の約2カ月ほど前から、個人間売買サイト「メルカリ」には、同一のアカウントで晴れ着が大量出品されていた。「仕事をしながらの出品になります」「成人式前撮り時に数時間のみ使用した超美品です」などとうたい、3万~8万円台の売値がついていた。「はれのひ」との関連は不明だが、現在は非公開となっている。

 「昨年12月下旬には経営が芳しくないという噂は聞こえてきたが、まさかこんなことになるとはという思いだ」

 「はれのひ株式会社被害者の会」を立ち上げた着物業界誌を発行する「きものと宝飾社」の松尾俊亮氏は、「今年被害に遭ってしまった方だけでなく、来年や2年後の成人式や3月の卒業式の衣装を予約していた方からも問い合わせがきている」と明かす。

 神奈川県警のほか警視庁や茨城県警などに計約380件の相談が寄せられており、被害額は数千万円に上るとみられる。詐欺容疑を視野に調べを進める方針だ。

 弁護士の高橋裕樹氏は「今後、被害者が詐欺罪で刑事告訴する場合、個々でアクションを起こすよりも集団で行った方が、警察も会社の代表を起訴するように捜査を進める可能性が高くなる」と話す。

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